2026年7月22日 · 6分で読めます
YouTubeは厳密な要件ではなく推奨設定を公開しており、その点ではSteamより寛容です。ただし何週間も走る配信が問われるのはピーク画質ではなく安定性です。何を狙うべきか、そしてその理由を説明します。
解像度: 1920×1080/30fpsでほぼすべての用途をカバーできます。60fpsは必要なビットレートを倍にしますが、素材はたいていそれを正当化できるほど動きが速くありません。
ビットレート: 1080p30の推奨帯は4,500〜9,000 kbpsです。Loopcastは6,000 kbpsでエンコードします。
キーフレーム間隔: 2秒。YouTubeは4秒以下を要件とし、2秒を推奨しています。ループの途中から入った視聴者は、次のキーフレームが来るまで何も見えません。
コーデック: 映像はH.264、音声はAAC 128 kbps。
24時間の配信は瞬間的な負荷ではなく、帯域の長期契約のようなものです。推奨レンジの上限に張り付くと、一時的なネットワークの乱れがそのままフレーム落ちになり、長時間の配信で積み重なったフレーム落ちこそが、YouTubeの「配信状態の警告」を実際の中断に変えます。一度も揺れない6,000 kbpsの配信は、1時間に2回つまずく9,000 kbpsの配信に勝ります。
可変ビットレートは静止した画で帯域を節約するため、アンビエントなループには理想的に思えます。しかし実際のライブ受け口は予測可能な配信を好み、長時間のセッションでバッファを安定させるのは固定ビットレートです。Loopcastが CBR でエンコードしているのは、まさにこの理由からです。
エンコードは、そもそも記録されていないディテールを足せません。編集ソフトから書き出した1080p(音声はミックス済み・権利処理済み)のほうが、圧縮済みのダウンロードを引き伸ばすよりはるかに良い結果になります。手元にある最良のマスターをアップロードし、フォーマットの調整はエンコード工程に任せてください。
Loopcastはアップロードされたファイルを配信先の仕様へ自動で再エンコードするため、これらの数値をご自身で合わせる必要はありません。ここに記しているのは、あなたのファイルに何が起きているのか、そしてなぜなのかを知っておいてもらうためです。